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浸透探傷剤
浸透探傷試験で使用する浸透探傷剤(浸透液、現像液、洗浄剤)のページです

 ・取扱いメーカー:自社製品、栄進化学、マークテック、タセト
 ・取扱い内容:標準型、水洗型、低ハロゲン・低イオウ型、高温型等

お客様の探傷用途に合った商品をお選びください


・浸透探傷試験とは
 目に見えない表面欠陥や貫通欠陥を浸透液、現像剤、洗浄液/除去液の3液を
 用いて、目に見えない表面欠陥や極めて容易に見つけ出す試験方法です。

・浸透探傷試験の手順
 前処理→浸透処理→洗浄処理→現像処理→観察→後処理
(1)前処理
 浸透探傷試験では、試験体表面に開口しているきずを対象にしているために透液を浸み
 込ませる(浸透)工程が一番重要であります。そのため、表面開口きず中への液体の
 浸透を妨げる塵埃、油脂類又は液体などを除去するため、あらかじめ、石油系溶剤
 有機系溶剤などにより洗浄する工程を前処理と言います。


(2)浸透処理
 浸透処理は、毛管現象を利用した方法で、表面に開口している割れやピンホールなどの
 微細な欠陥を持つ試験体に対して、人の目で知覚しやすい色(染色浸透液)や、輝き
 (蛍光浸透液)を持たせた液体をきず内部に浸透させることを言います。


(3)洗浄処理
 浸透処理が終了した時点で試験体表面に付着している余剰浸透液を除去する工程を
 言います。
一般的に、浸透液の種類には水洗性、溶剤除去性、後乳化性のものがあり、
 洗浄処理法も各浸透液の種類によって異なります。


(4)現像処理
 現像処理とはきず部分に浸透し保持されている浸透液を、毛細管現象を応用して浸透液を
 表面に吸い出す工程を言います。現像剤粉末を試験体表面上に形成させると、微細な
 隙間を無数に持った膜がきず内部から浸透液を吸い上げ、きず部分を適度に拡大し、
 肉眼で容易に検出できるようになります。


(5)観察
 現像剤によってきず内部から吸い上げられた浸透液は試験体表面の現像被膜上に指示
 模様として現れます。ピンホールは斑点として、割れなどは線状になって指示されます。
 通常、この模様を目視観察し、きずの存在を知ります。

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